薄毛は本来悪いものじゃない?男性ホルモンと体毛の関係性について

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ふだんは悩みごととして扱われることが多い『男性の薄毛

一般社会でのあり方とは別に

人類の進化の過程でみた時に「薄毛」とはどういった事象なのか?考えてみたいと思います

今後自分自身も薄毛になっていくかもしれませんし、身近な友達でも人知れず悩んでいる男性もいらっしゃるかもしれません

その時に「薄毛は悪いもの」といった認識より、「いやそうじゃないんだ、薄毛にもちゃんと理由があるんだ」と知っていれば

(社会がすぐに変わらなくても)心持ちというのは変わっていくのではないかと感じます

薄毛は本来悪いものじゃない?男性ホルモンと体毛の関係性について

体毛と男性ホルモン

男の人の身体は男性ホルモンによって調節されています

男性ホルモンは実は「多毛ホルモン」でもあり

男性の第二次性徴としてみられる、ヒゲやスネ毛の発毛も、男性ホルモンである「テストステロン」の働きによるものです

では、なぜ私たち男性の身体にはこんなに体毛が生えてくるのでしょうか?

実は私たちがこんなに毛深いのは、「戦いから身を守るために」フサフサの毛が必要であったと考えられています

例えば、ライオンのオスも、相手を威嚇したり、その強さを誇示するため、ひときわ長いたてがみを持っています

男性の髪は、人類の進化の過程で生える場所が変化していった

ただ、いくら身を守るためといっても、目の前が何も見えなくなるぐらい毛むくじゃらであれば、狩りに支障が出るばかりか逆に相手にやられてしまいます

そのため「多毛ホルモン」とはいえ、生物の進化の過程でも、顔にはあまり毛が生えなくなったと考えられています

たしかにライオンのオスも顔の周りはスッキリしていますよね

そして、人類の進化の過程で、表情によるコミュニケーションが重視されるようになってくると、さらに発毛の割合が減っていきました

その結果、生え際は後退していき、薄毛の領域が額(ひたい)を越え頭部にまで広がっていったのでした

こうしてみていくと、男性の薄毛というのは、必ずしも「悪いものである」だとか

シミやしわと同じような「老化現象」であるとは、言い切れないように感じます

ストレスで髪が抜ける?

お仕事が忙しかったり、なかなかお休みが取れないなど

何らかの身体的・精神的負担が積もり積もったとき

「ストレスで髪が抜けてしまった」といった言い方をしますが

実際にストレスによって髪が抜けるということがあります

前述のように男性ホルモンというのは多毛ホルモンでもあるのですが、男性の毛根にはこの多毛ホルモンを薄毛にかえる『転換酵素』があるからです

→ 過剰に男性ホルモン (副腎アンドロゲン)を分泌させてしまうような大きなストレスが掛かった場合にこの酵素の働きによって髪の毛も抜けやすくなるといった仕組み

※ただもちろん、遺伝的な要素もあるので「髪が抜けやすくなった=ストレスのせい」といったケースだけではない場合もあるとは思います

「薄毛は本来悪いものじゃない?男性ホルモンと体毛の関係性について」まとめ

・男性ホルモンは、実は多毛ホルモンでもある

・元々は戦いで身を守るために、フサフサの毛が必要であった

・生物の進化の過程
(人間が狩りをするようになった影響)で
顔にはあまり毛が生えなくなった

・人類の進化の過程で表情によるコミュニケーションが重視されるようになり、さらに発毛の割合が減っていった

・大きなストレスがあると髪の毛も抜けやすくなるが遺伝との関わりもあり個々によって薄毛の原因は異なる


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