不安に寄り添うのがサービスの本質だと思った話

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これは以前私が通っていた皮膚科さんでのお話です。

実は私子供のころアトピーがひどい時があって

いっとき、東京の恵比寿にある皮膚科に通っていた時期がありました。

そこは火傷の治療でも評判の皮膚科で

待合で座っていると頻繁に火傷をしたお子さんを抱えたお母さんたちがやってきました。

火傷は怪我を負った本人も、もちろん辛いとは思うのですが

涙ぐみながら我が子を本当に愛おしそうに抱えているお母さんの姿を見て

「母親の彼女たちにとっても火傷って本当に辛いことなんだ」と身にしみて思いました。

そして、それを察したように看護士さんが待合で声かけをしている光景に、私はとてもハッとさせられました。

それはもしかしたらマニュアルとか、その病院の方針であるとかではないかもしれませんが、先生の的確な治療もさることながら、私はこの『治療までの看護士さんの声かけ』がものすごく患者さん、特に若いお母さんの支えになっていると見ていて感じました。

「ちょっと目を離したすきに・・」

どういった状況で火傷を負ってしまったかは様々だと思いますが、なんで気づかなかったのだろうとか、不注意だったと何か自責の念にさえかられているお母さんたちにとって、必要なのは

ただ我が子の肉体的な苦しみを治癒するだけではなく、彼女たちの精神的な部分にも寄り添ってあげることなのだと思いました。

「たけまるはその病院でアトピーよくなったから、全部良い風に映っているんじゃない?」というのも、もちろんゼロではないかもしれません。
(たけまるはセカンドオピニオンでその病院にやってきている)

でも、もし私の体が良くならずにいたとしても

その病院の先生や看護士さんがいてくれれば、生活していく中で精神的な負担は和らいでいたのではないかなと、今でも思ったりしています。


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