好きな人ができたり、周りにおしゃれな人が多くいると
「ああ、なんで自分はイマイチなんだろう」
「こんな髪型じゃ全然ダメだ」
そんな風に自分を追い込んでしまうときもありますよね。
またインスタの影響で写真を共有することが当たり前となった今
無意識のうちに他人と自分とを比べてしまい
気づいたら劣等感の塊になっていた!という話は珍しくありません。
誰もがちょっとした心の不調を抱きやすい時代です。
そこで今回は私なりのリラックス方法をシェアさせていただければと思います。
目次
身だしなみを気にすることは悪いことではない
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そもそも、身だしなみを気にするのは悪いことではありません。
それが洋服であろうが、顔や髪型であろうが、鏡に映った自分の姿をみて
より良くあるためにはどうしたらいいか?どこを改善したらいいか?
そんな風にPDCAを回すことはむしろかなり前向きな行動であると感じます。
ただ、鏡で身なりをチェックしていると、加点方式というよりかは引き算
減点方式のような形で自分をジャッジしてしまいがちです。
行き過ぎた厳しい自己チェックはときに自分を苦しめてしまいます。
負のスイッチが入ってしまった時は、まず自分のがんばりを認めよう
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きっとその人のチャームポイントや良いところもあるはずなのですが
「よし、今日も私ちゃんとかわいい!」みたいになれる人とは異なり
マイナス思考に陥りやすい人は、どちらかというと改善点ばかりに目がいってしまいがちです。
・過去に失敗やミスについて、他者に激しく責められたことがある
・(何らかの理由で)人に見られることに関して、抵抗がある
・どうしても好きになれない顔のパーツがある
いろんな理由で負のスイッチが入ってしまうことはあるかもしれませんが
うまくいかないにしても、ひとまずはそこまで試行錯誤した自分の行いを認めてあげましょう。
どうして髪のセットを頑張っているのでしょうか?
それはきっと一緒にお仕事をしたり、学んだりする人たちとの時間をよりよくするために
清潔感を意識したり、おしゃれを頑張ろうと思ったから。
気になるあの子に「ちょっとかっこいいかも」と思ってほしかったから。
もし目の前にあなたと同じように、身なりを気にし過ぎて苦しんでいる人がいたら、あなたは笑いますか?
自分と同じように傷ついたりした人を、あなたは笑わないと思います。
だったら、ちょっとは自分のことも認めてあげてもいいじゃないですか。
自分にベクトルが行き過ぎているときは、他の人の人生に触れてみよう!
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自分に優しくできたら、今度は自分以外の人の人生について考えるのもオススメです。
ここでは私が読んだ本の中から「肩の力が抜けそうな作品」をいくつかピックアップしてご紹介します!
コンプレックス文化論
武田砂鉄さんのコンプレックス文化論は「天パ」「背が低い」「下戸」などの10のコンプレックスを取り上げつつ、各テーマごとにその劣等感を武器にして作品を生み出してきた表現者たちへのインタビューも収録した、斬新な作品です。
電車で読んでると笑いをこらえるのに必死になると思うので、ご自宅で読むことをオススメします。
そのちょっとキレ気味の語り口調で、コンプレックスについてまじめに論じていく様子がとてもおかしくて「真剣に悩んでいたことをバカみたいに感じさせてくれる」そんな作品です。
スーパーの裏でヤニ吸うふたり
「嫌なことがあって、ひたすらタバコを吸ってやさくれている」という漫画ではなく
ある二人の男女の、1日の終わりのホッとしたひと時を描いた作品です。
どんなにタフな日常でもほんの少しの息抜きで、こんなにも人は前向きになれるのかと感じることのできるお話です。
また毎回「喫煙者あるある」みたいなのもあるので、ラブコメだけど数少ない愛煙家漫画としても楽しめるかと思います。
ファーストプライオリティ
山本文緒さんは私が大好きな作家さんで、昨年から今年にかけてたくさんの作品を読ませていただいています。
「ファーストプライオリティ」は絶対手放すことのできない、その人だけの最優先事項(ファーストプライオリティ)について書かれた、31通りの大人たちの物語です。
きっと誰だって他人には理解してもらえない(と自分では感じている)こだわりがあって、それに振り回されたり、時には苦しんだりすることもあります。
この「ファーストプライオリティ」はもちろんですが、山本文緒さんの作品は「こんな人の人生もあるのか!」と自分以外の人生について考えさせられたりする作品がいっぱいあります。
もしこの「ファーストプライオリティ」で山本文緒ファンになってしまったら、次は「絶対泣かない」もしくは「パイナップルの彼方」をオススメしたいです。
終わりに
改善しようという気持ちも、今この瞬間をリラックスして過ごすことも大切
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まじめな人は良くも悪くも自分に厳しく、自分を追い込みがちです。
将来的な視点でみると、一つ一つの課題を解決していくのはとても重要なことかもしれませんが、行き過ぎた自己チェックはときに自分を苦しめてしまいます。
簡単なようで意外と難しかったりしますが、幸せになったら笑おうではなく
ちょっとずつでもいいから、今この瞬間にも「楽しいな」「嬉しいな」って思えることを見つけられる自分でありたいですね。
長文最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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