何かとイベントごとの多い12月
前もって予約してないと美容院は入れなかったりしますよね。
そしてつい先日、私も髪を切る時期だったのですが、何といつもの美容院はもう予約でいっぱい!
急遽いつも行っている美容院とは違う美容院に行くことになりました。
ただ普段と違う環境だったからこそわかった”気づき”があったので、今回はそのことを書き留めてみたいと思います。
普段と違う環境で出た「自分でも驚きの一言」
「いつもと違う」といっても、全く行ったことのない場所ではなく
以前にも2〜3回は切ってもらったことのある所だったのですが、かれこれ5年近くは行ってなかったので
スタッフさんたちも含め多少の変化はありながらも、そこまで緊張することなく入ることができました。
ただここでは「いつも通りで」とか「伸びた分を」とかアバウトな言い方だと困ってしまうと思うので
いつもよりかは「ここをあーしてほしい」「このぐらい切ってもらえれば」ということは伝えました。
担当の男性美容師さんが聞き上手だったこともあり、当初の不安とは裏腹に、とてもスムースにことが運んでいきました。
そして安心したせいか、自分でもびっくりすることをその美容師さんに伝えていました。
「最近、この辺りに2〜3本白髪が生えるようになったのですが、こういうのってどうしたらいいですか?」
実は不安に思っていた髪の悩みがあった
私は普段は女性の美容師さんに切ってもらっていたのですが、もちろんその方のカットや接客に不満を持っていたわけではありませんでした。
むしろ伝え下手の私は、要望を察してくださるその美容師さんを頼りにしていました。安心感を持っていました。
でも今回普段とは違う環境で、いつもと違う同性の美容師さんを前にして、私の口から出た言葉は自分自身でも意外なものでした。
たしかに、そういわれてみればそうだ。
ここ何ヶ月から白髪が数本だけど生えるようになった。
特別悩んでいるわけではない。まだ2〜3本だし。
でも何年か後はどうなるんだろう?
そんなことを考えたこともありましたが、不思議と美容院でそういったことを話したことはまだありませんでした。
いつもと違う美容院に行くメリット
自分の中の潜在的な悩み、ニーズに気づくことができる
白髪の悩みをスムースに伝えられた理由を自分で探ってみました。
最初に考えたのは「男性同士だったから?」ということ。
たしかにいつもの美容師さんは女性です。心を許しているとはいえ、無意識に異性として「恥ずかしいな」と気持ちがどこかにあったのかもしれません。
でも理屈としてはわかりますが、自分の中でも「それが一番の理由?」と疑問に思うところもあります。
統計をとったわけではないのでわかりませんが、女性の美容師さんにだって「白髪」や「薄毛」の悩みをする男性客もたくさんいると思いますし。
そう考えると、やはり大きいのは行き慣れた美容院で改まって老化に伴う悩みを話すことに(実は)抵抗があったということでないかと思います。
また私の場合は20代の頃から利用させていただいていて
毎回「○○という映画がすごい面白かった!」「新しく発売されたコンビニの○○ってお菓子がめっちゃ美味しかった!」といった楽しげな会話が多かった中で
今30代に入ってきて、心の中に将来的な髪の不安があっても
それを改まって話すというのは、少なからず抵抗というか、ためらいがあったのかもしれません。
今回私が普段と違う美容院に行ったのは、12月の繁忙期にぶつかったというたまたまのアクシデントではありましたが、自分の中の隠れた小さな悩みに気づくきっかけになりました。
「実は今行っている美容院では改まって相談しづらいことがある」と明確に感じている人はもちろんのこと、そうでない人も
いつもと違うお店に行ってみると、自分の内側に潜んでいる見えない悩みやニーズに気づくことができるかもしれません。
白髪の件もそうですが、例えば「照明の明かりがほんわかしていると落ち着くんだ」とか「木を感じるインテリア良いな」とか
「美容院でラジオの音楽番組ながしているの新鮮だな」みたいなことを今回私は新たに発見がありました。
※余談ですが私はミスタードーナッツのお店で流れている高木マーガレットさんの『ミスドミュージックステーション』が大好きです
20代から30代にかけての悩みは、髪だけでなく、肌や身体の至るところにもありますから、美容院以外にも
「特に不満に思っているわけでもない行きつけのお店があるけど、たまには別のお店に行ってみようかな?」とトライしてみるのは意外とアリだと思います。
あらためていつものお店の良さや強みも見えてくるので、皆さんも繁忙期などで予約取り忘れてしまったときは、ぜひピンチをチャンスに変えてみてください!!
それでは素敵なクリスマスを〜
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