「最近、なんだか疲れやすくなった」
「うまく体型が維持できない」
「何に関してもやる気が出ず、無気力」
「恋愛に興味がなくなった」
「頻繁にトイレに行ってしまう」
上記のような症状がみられるようになった場合、テストステロンの値が減少傾向にあると考えられています。
この記事は体の不調と男性ホルモンにはどんな関係性があるのか?日々若々しくあるためには何をどう改善すればいいのか?について書いた内容となっております。
太字になっている気になった点だけでもサラッと一読していただけると幸いです。
それではよろしくお願い致します!
目次
若々しく生きるために必要なホルモン『テストステロン』とは?
男性ホルモンの中で最も分泌量が多いホルモンがテストステロンです。
男性の第二次性徴としてみられる、声変わり、ヒゲの発毛、体格の変化、性への関心等も、思春期に大量に分泌されるテストステロンの働きによるものです。
テストステロンは男性らしさを維持したり、コントロールするのに必要不可欠なホルモンであると考えられています。
また男性の第二次性徴をもたらす以外にも
抗肥満、抗糖尿病、記憶力の向上、新血管リスクの低減などの働きがあり
さらにはやる気や幸福感の元となるドーパミンの生成にも関わっていると言われています。
体の不調と男性ホルモン
肥満や頻尿との意外な関係
記事の冒頭で見られたような症状の中でも
「うまく体型が維持できない」「頻繁にトイレに行ってしまう」といったことに関しては
直接的な関係性をあまり感じることができないようにも思えます。
しかし、テストステロンには、筋肉量を増やすこと以外にも、タンパク質を筋肉や内臓に変える働きを助けたり、新陳代謝を高め、内臓脂肪を抑制する働きがあります。
そのためテストステロンが減少してしまえば、体に脂肪がつきやすくするだけでなく、付いてしまった脂肪を燃やすパワーも弱まることとなります。
またテストステロンの数値の低下は、脳下垂体から分泌される「バソプレシン」と呼ばれる「抗利尿ホルモン」にも影響を及ぼします。
「トイレが近くなってしまった」といった症状も、バソプレシンの分泌が減ってしまったことにより、尿がうまく濃縮されなくなった結果、正常な尿の濃度や量を維持することができなくなってしまったことが関係しています。
このように私たちが『単なる体の不調』として片付けてしまいがちなことも実はテストステロンの働きが大きく関わっているのです。
動脈硬化とテストステロン
一般的に一酸化窒素(NO)というと、排気ガスなどあまり体に良しとされないイメージが強いかもしれません。
しかし、体内で分泌されるNOには、血管をしなやかにするという大事な機能があります。
そして、そのNOを出す働きを持っているのが、テストステロンです。
男性のテストステロンは歳を追うごとに少なくなっていきます。
テストステロンが減少すればNOも減少します。
その結果、血管の老化が進み、心血管障害を引き起こしやすくなるということになります。
心血管障害の代表的なものとして挙げられるのが、動脈硬化や心筋梗塞です。
日本人の3大死因に「がん・心臓病・脳卒中」がありますが、このうちの2つの心臓病と脳卒中の主な原因と考えられているのが、”動脈硬化”です。
上記以外にも動脈が硬化することによって、様々な身体的リスクが高まることから、血管年齢を若く保つことはそのまま健康へと直結していきます。
それゆえ男性にとって必要なアンチエイジングとは『血管のアンチエイジング』とも言い換えることができます。
テストステロンが出やすい環境
一般的に、男性は家庭にいるときテストステロンの数値が下がっていると言われています。
これはテストステロンが、他者と競い合ったり、戦う際に発揮される側面を持っているため、家族間においてはそれが必要なくなるといったことが関係しています。
それゆえ1日の中でも、仕事に行っているときはある種の興奮状態にあっても、家に帰ればテストステロンの数値は下がっているということになります。
また、恋愛の場面においても、テストステロンは出やすいとされていることから、「人と会う」ということは男性にとって非常に重要な要素であるのかもしれません。
テストステロンの良い面・悪い面
テストステロンは他者と競争する場面において、強く発揮される特徴があります。
そのことから、テストステロン数値が高い人は、何か細かいことで悩んだり、くよくよしたりして落ち込むということが少ない傾向にあります。
しかし、その反面、自己の優位性を主張するあまり、他者の話を聞かないなど、共感性に乏しい側面があると言われています。
ある意味で「鈍感力」が高まっている状態なのですが、これが低すぎると今度はネガティブな感情に支配されてしまい、マイナス思考になってしまいます。
テストステロンを増やすには
テストステロンを増やすには、十分な睡眠とバランスの良い食事、そして適度な運動をし、できるだけストレスのない生活を心がけることが重要です。
なぜなら、テストステロンはストレスに対して非常に軟弱であるからです。
40歳前後の男性に体の不調を訴える人が増えていくのも、ただ単に加齢によるものだけでなく、責任あるポジションにつくなどのストレスから、テストステロンが急激に低下したことが起因しています。
食事に関しては、一般的に「精力がつく」と言われる食べ物が非常に効果的です。
レバーやうなぎ、卵、鳥の胸肉、牡蠣など亜鉛や良質なタンパク質、ビタミンDが含まれたものが良いと考えられています。
薄毛とテストステロンの関係
活性型男性ホルモン『DHT』とは
AGAは、男性ホルモンであるテストステロンの影響で、薄毛になる疾患です。
テストステロンが血流に乗り細胞内入ると、5a-リダクターゼという酵素により、DHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる活性型男性ホルモンへと変化します。
生成されたDHTは、精子の形成や前立腺の成長促進など、男性の体にとって重要な働きをする一方で、毛母細胞に入り込むと、毛母細胞の細胞分裂を抑制してしまいます。
薄毛と遺伝の関係は全ての面では明らかになっていませんが、遺伝するのは”薄毛”という現象ではなく、感受性の高いDHT受容遺伝子が受け継がれると考えられており、男性の薄毛や脱毛症の90%はDHTが原因と言われています。
AGAの発症原因 DHTを抑制する食べ物
DHTを抑制する効果がある食べ物として次のようなものが挙げられています。
【亜鉛が含まれる食べ物】
レバー、牛肉、生がき、納豆、うなぎ、しじみ、アーモンド
【ビタミンB6】
牛肉、豚肉、カツオの赤身、レバー、ピーナッツ類
【大豆食品】
豆腐、納豆、豆乳
『ストレス』軽減は薄毛対策にもなる
AGAの主な原因はDHTであり、さらにそこには遺伝の要素も加わってくるということまでお伝えしましたが
もう一つ薄毛の原因となりうるものがあります。それは「ストレス」です。
ストレスにより自律神経のバランスが崩れると、血行のながれが悪くなってしまいます。
そうすると毛根に十分な栄養が運ばれなくなり、次第に髪の成長が乱れ、薄毛や抜け毛といった症状が現れるようになっていきます。
それゆえできるだけストレスのない生活を心がけたり、自分なりの趣味を見つけることは、髪の健康にとっても良いといえます。
外側からのスキンケアも大切
ここまで体の内側における男性のアンチエイジングをみてきました。
男性のアンチエイジングを考える上では、どうしても男性ホルモンや血管の健康のことがメインになりますが
「若々しく生きる」ためには、外からのスキンケア対策というのも、なかなか見逃せない点であります。
関連記事:『スキンケアする上で知っておきたい、男性の肌の特徴 まとめ』
品質面・コスト面の良いとこどり、無印良品
今までスキンケアをする習慣がないと、スキンケアしようにも、どの化粧水を選べば良いか、なかなか決めることができないのではないかと感じます。
またスキンケアに興味が合っても他の出費があり「なかなかスキンケア用品にお金をかけることができないんだよな・・」といった事情もあるかもしれません。
そこでオススメしたいのが無印良品の敏感肌用化粧水シリーズです。
無印は商品のラインナップ、また容量別での種類も多いことから
価格帯に関しても手に取りやすく
特に無印化粧品の中でも人気の、化粧水敏感肌用さっぱりタイプと化粧水敏感肌用しっとりタイプの大容量400mlサイズは、価格980円と、男女問わずお得な商品です。
また無印が用意する商品の多くは「無香料、無着色、無鉱物油」であるものが多く、今回紹介させていただいている敏感肌シリーズに関しては、それに加えアルコールフリーと、刺激を少なく抑えている化粧水です
※無印では他にもアンチエイジング(茶)、オーガニック(緑)、クリアケア(水色)と3つの化粧水シリーズがあります
アルコールのにおいが苦手、アレルギーがあるという方でも安心して使える点で見ても非常に好感を持てます。
容量が大きく、品質にも関して安心感があり、それでいて比較的手に取りやすい価格帯であるというのが、無印良品の良いところです。
みんなの いつもの スキンケア|何よりもこだわったのは水。岩手県釜石市の洞窟から汲み出された天然水にうるおい成分を配合した、肌にすっとしみこむ無印良品のスキンケアシリーズです。https://t.co/VYTNNjKHhz pic.twitter.com/dFzZ1MJtxd
— 無印良品 (@muji_net) 2017年11月3日
敏感肌用化粧水シリーズ価格一覧表
敏感肌用化粧水シリーズ | 200ml | 400ml |
---|---|---|
さっぱりタイプ | 580円 | 980円 |
しっとりタイプ | 580円 | 980円 |
高保湿タイプ | 690円 | 1,190円 |
薬用美白化粧水 | 1,390円 | 2,290円 |
薬用美白化粧水(高保湿タイプ) | 1,590円 | 2,590円 |
普段コンビニなどで買うお茶やジュースのペットボトルのサイズは大体500mlです
スキンケア用品は本当にたくさんの種類がありますが、もしどれを選んでいいかわからないといった場合は、比較的手に取りやすく、敏感肌の人でも使いやすい商品を多く揃えている、無印良品からはじめてみてはいかがでしょうか?
おわりに
今回はアンチエイジングに関して男性ホルモン『テストステロン』との関係をメインにみてきました。
私もそうですが男性って女性と比べると、年をとってはじめて男性特有の体の仕組みについて考えるようになるのではないかと感じます。
また調べていてちょっと興味深いと思ったのは、テストステロンの有無が薄毛やEDといった男性特有の疾病だけでなく、うつ病などの精神病とも深い関係があるといった点でした。
記事の中の「テストステロンの良い面・悪い面」という項目でも少し触れさせていただきましたが、テストステロンが低下している時は、思考の重心が過去や悪い方向に向く傾向があり、そこから強い不安などにかられることがあるといいます。
(テストステロンがマックスな状態も家庭という場ではあまり良くないそうですが・・)
男性の健康を考える上では、テストステロンは非常に重要な要素であると感じました。
また何かの機会に調べてみたいと思います。
長文最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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