こんにちは!たけまるです
今回はニキビに悩んでいるけど、どういった選択肢をとるべきか困っているといった方へ、私自身の体験を交えた記事を書きました。
肌をキレイにしたい男性も多くいると思いますが、ニキビなどの肌トラブルがありより切実な思いで、そういった市販の商品を手に取っている方もいるのではないかと感じたからです。
私の場合は元々皮膚があまり強くなかったので皮膚科には他の人に比べると行き慣れていて、思春期にニキビができた時も、いつもの延長線上でお医者さんに診てもらっていました。
でも、インターネット上でニキビに関する悩み事を読んでいると、もしかすると普段皮膚科に行っていない人にとっては「ニキビを皮膚科で診てもらう」という発想はなかなか思い浮かばないのかもしれないと感じ、文章を書き始めました。
もちろん、肌を綺麗にしようと思ったら、評判がいい化粧水などでスキンケアしていくというのもいいと思います。
ただ、もしニキビなどの肌トラブルでお悩みの場合は、皮膚科での治療も選択肢の一つとして持っていると、安心して過ごすことができるかもしれません。
ニキビは肉体的な面で考えれば命を奪うようなものではありませんが、人によってはとても心理的な負担を感じている方もいると思います
「今使っている化粧水が効果があるのかどうかわからない・・」など一人きりで悩むのに疲れてしまっている場合でも、「根本的な解決へ向かっている」という実感が得られれば、孤独感を感じずに前向きに治療へと取り組んでいけるかもしれません
それではよろしくお願い致します!
目次
そもそもニキビって何?
にきびは、皮膚の慢性炎症性疾患と位置付けられています。面皰(めんぽう)という皮脂が毛穴にたまった状態です。
面皰が炎症をおこすことで、丘疹や膿疱、そして炎症後紅斑といった症状を発症します。
《にきびの症状でよく出てくる用語》
・面皰(めんぽう):皮脂が毛穴にたまった状態
・丘疹(きゅうしん):面皰が炎症をおこし、赤いぶつぶつになった状態
・膿疱(のうほう):膿がたまったぶつぶつ
・炎症後紅斑(えんしょうごこうはん):赤み
ニキビができてしまう原因
皮脂で毛穴の先が詰まったり、毛穴の中に皮脂がたまるとニキビができます。
面皰(めんぽう)の中は「皮脂が多く酸素が少ない」アクネ菌が増加しやすい環境にあります。
アクネ菌自体は他の毛穴にもいる常在菌なのですが、数が増えてくると様々な炎症の原因となります。
皮膚科へ行くメリット
ニキビを治したいと思えば、まず薬局やドラッグストアでそれに合った製品を探したり、インターネット上でニキビ治療に効果がありそうな情報を収集するという人が多いかもしれません。
そこで自分にとって効果を実感できるものと出会えれば何よりだと思います。
でも、良いと思って使い始めたものの、なかなか健康的な肌への改善の道が見えてこないと、自分なりに工夫しているつもりでも不安になってきてしまいますよね。
精神的な面でも、一人で悩んでいるより、相談できる相手がいた方が安心感があると思いますし
「根本的な解決へ向かっている」という実感は、前向きに治療に取り組んでいく上で非常に大きなモチベーションになるのではないかと感じます。
皮膚科で行われている、ニキビ治療の具体的な内容について
多くの病院では、毛穴の詰まりに効果がありニキビの発生を抑制するといわれているアダパレンという薬や、アクネ菌や炎症に効果がある抗生物質の処方が行われています(その人の症状によって飲み薬や塗り薬だったりする)。
また皮膚科の医師が行う処置として「針で皮脂の出口を作り、中心に穴が開いた道具でにきびの周りを押して、皮脂を押し出す」といったものがあります。
これは私も経験したことがあります。
思春期の頃、アゴにヒゲが生えてくるようになったのですが、なぜだかその辺りにだけニキビができる時期がありました。
まずベットに横になって、先生、もしくは看護士さんがやってきて上記の処置を行って行きます
痛いかどうか?という点ですが、主観としては少し痛かったですが、私は注射よりはこっちの方が平気です。
処置を行った後は、出血しているので、しばらく濡れたガーゼのようなものを当てて、最後は病院で使っている薬用のローションであったり軟膏を塗ってもらえます
そして帰りに飲み薬であったり塗り薬をもらって帰宅するといった形です
アダパレンについて
アダパレンとは、尋常性ざ瘡(ニキビ)の外用治療剤に使用される有効成分。レチノイド様の作用を有するナフトエ酸(ナフタレンカルボン酸)誘導体である。毛孔性苔癬などの皮膚疾患に適応外使用される
どんな作用があるか
ニキビは毛包脂腺系の皮脂分泌の亢進と、角化亢進による毛包の閉塞により面皰(非炎症性皮疹)として発生する。その後、炎症を伴った赤い丘疹・膿疱(炎症性皮疹)へ進展する。アダパレンはレチノイン酸受容体(RAR)に選択的に結合し、表皮角化細胞の角化を制御することで面皰の形成を抑制するため、非炎症性皮疹と炎症性皮疹の数を共に減少させる。in vivo 研究では、アダパレン製剤は担体に較べて面皰の数を50〜60%減少させた。
引用:ウィキペディア
なんで多くの人がニキビ治療に皮膚科に行かないのか考えてみる
やはり普段から行く習慣がない人にとっては、より身近な薬局やドラッグストアから情報を収集するといったケースが多いように思います。
現実問題として、顔にできてしまったニキビが痛みを伴っていたのであれば、足を運ぶに至るかもしれませんが、そうでない場合、心理的にも荒れた状態を「他人に見せに行く」というのは気が重いのかもしれません。
余談ですが、北欧のある国では女性が妊娠する前、中学生とか高校生ぐらいの年齢で日常的に産婦人科に通う習慣があるそうです。日本の場合だと、女性は妊娠して初めて産婦人科に行くことが多いかと思いますが、体のことを知る場であったり相談する場として機能しているとのこと。
これは国単位の取り組みだと思うので、一概に比較はできませんが、ある人たちにとってはスタンダードなことが、別のところでは全くの非日常な事であるということは、どの分野においてもあるのだなと感じます。
おわりに
ニキビを皮膚科で診てもらってよかったこと
私の場合は当時アトピーの治療も並行して行っていたので、体の健康に関する危機管理意識も今より強かったのか、ニキビも皮膚科の先生に診てもらうという事にあまり抵抗はありませんでした。
またその処置は先生であったり看護士さんが代わる代わるやってくださったのですが、看護士さんの中にも子供の時アトピーだったり肌が弱かったから皮膚科で働きたかったという女性がいて、何気ない雑談の中で悩み事を共有してもらえたことは、非常に大きな安心感に繋がっていきました
だから、純粋に治療の選択肢という意味でもそうですが、心理的な面で日常生活を送る事に不安を感じている人こそぜひ検討していただければと感じます。
長文最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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