ドラッグストアなどのメンズコーナーでも見かける機会が増えたBBクリーム
しかし、メンズメイクの相談を「面と向かって誰かに話す」ということには
まだまだ抵抗を持っている人も多いように感じます。
そこで今回はBBクリームを使い始めて約1年の私が
「これからBBクリーム使おう!」と思っている人に伝えたいことをまとめました。
今まさに使ってみようと検討しているという方はもちろん
「関心は持ってるけれど、日常生活でおおっぴらに相談できる人がいない」という人にも
友達の体験談を聞くようなスタンスで読んでいただければ幸いです。
目次
BBクリームを使ってみようと思ったきっかけ
今でこそBBクリームを使うことに抵抗がなくなった私ですが、実は使う前はあまり身近なものとは感じていませんでした。
きっかけは、あるテレビ番組の「看護学校のドキュメンタリー」でした。
看護学生は学科や実技も含め、覚えることが多い上に体力勝負の面もあり
自身の体調管理も重要になってくるそうです。
しかし、その中でどうしても頑張りすぎて目の下にクマができてしまったりする時もあります。
その番組の一コマでも、休み時間、先生に寝不足を指摘される生徒さんがいて
「患者さんが不安になるから」といった理由でファンデーションを塗るといった場面がありました。
今まで自分がメイクに抱いていたイメージは、どちらかというと華やかで「誰かに好かれるためのもの」といった印象が強かったように思います。
でも、メイクというものにはそれだけでなく「相手に安心感を与えるもの」といった側面もあるのだと知りました。
それからBBクリームに対しても「身だしなみ」として捉えるなら、男性がメイクすることも
そんなに特別なことではないのではないか?と感じるようになりました。
もちろん、本当に疲弊しきっているのに、それを見せずに強がって無理する必要は
看護師さんも私たちもないとは思いますが。
BBクリームを使って肌荒れしない?
BBクリームが肌荒れの「直接的な原因になった」といったことはなかったように感じます。
肌荒れしているときに無理につけようとしたり、洗い落とさないままにして不衛生な状態にしてしまった場合には、肌荒れを引き起こす要因にはなってしまいますが、最低限のルールを守っていれば心配ありません。
またもし「忙しいときにクレンジングし忘れそう」といった人なら、普段の洗顔料だけで落とすことのできるダブル洗顔不要のBBクリームを選んで使えば、一つ不安要素は消えるかと思います。
BBクリームを使う際にあぶらとり紙はいる?
BBクリームをつけていても顔のテカリは隠せないので、皮脂で顔がベタついた際は、あぶらとり紙を使用するのもいいかと思います。
実際に使ってみた感想としては(寒い季節はまだしも)夏場は汗もかくので紙タイプのものよりはシートタイプの方が使いやすいかなと感じました。
ただここで洗顔シートを使ってしまうとBBクリームごと取れてしまうのでメイクをしている時は下記の「Bioreメイクの上からリフレッシュシート」がオススメです。
大きさ的にも洗顔シートほどあって使いやすく、化粧水配合でその名の通りリフレッシュさせてくれます。
注意点は洗顔シートのように拭き取るのではなく、そっとおさえるようにして使用する点です。ぽんぽん優しくする感じです。
そうするとメイクはそのままに汚れた皮脂だけ洗いとってくれます。
マスクや洋服にBBクリームがついたりしない?
しっかりメイクする人、BBクリームをつけるぐらいの人で変わる部分はあるかと思いますが
汗をかいていたり、皮脂で顔がベタついているときに、白い素材のもので拭ったりすると色がついてしまうことがあります。
スポーツしている人なんかは、クセでTシャツ伸ばして顔拭いたりしてしまうことがあったりしますが、それをすると肌色のクリームが洋服についてしまいます。
ただBBクリームは思っているよりはサラッとしていて、汗や皮脂がないときは、ちょっと顔に触れたぐらいでは激しく色移りしてしまったりすることはありませんでした。
マスクに関しては押し付けている側に色付きすることがありますが、表側からはわからないかと思います。
マスクの裏側を相手に見せる場面は少ないかもしれませんが、もし付けていることを内緒にしたい場合は、はずした時にマスクの裏地が一緒にいる人の目に触れないようにしておいたほうがいいかもしれません。
BBクリームを使っていて周りに気づかれない?
パートナーや子供など、自分の肌に至近距離で触れる人以外には、原則ほとんどわからないと思います。
周りの人にBBクリームを使っていることが伝わるのには、自分の肌の色と合ってない商品を使っていたり、厚塗りなど不自然なメイクの仕方をしているケースが考えられます。
人にはそれぞれパーソナルカラーというものがあって、一言に肌色といっても、個々人で微妙に色のグラデーションが異なっています。
「メイクをする男性の心理的不安」について以前書いた記事
→【男性メイク体験談】BBクリームやファンデーションをつけた際の心配事について
今はメンズ用のBBクリームを販売しているメーカーでも、少なくとも「明るめ」「濃いめ」「ベーシックタイプ」と3種類は用意していることが多いので、まずはその中から自分に近い色を選択するのがベターかと思います。
また最近はオンラインで肌カラー診断ができるサービスを提供しているところもあるので、そういったもので確認してみるというのも手です。
休肝日ならぬ休肌日は必要?
休日メイクのファンデ代わりにBBクリームを使う女性
ファンデーションや付けまつげ、口紅など日々多くのメイクをつけている女性は、考え方によっては男性以上に肌に負担のかかる場面が多いかもしれません。
お酒でも毎日飲んでいると体に悪いため「休肝日」というものを設けて体調を整えることがありますが、メイクの場面でも「休日メイクのお供」としてBBクリームが使われることがあります。
休日、肌に負担のないようすっぴんで過ごすにも、ちょっとした用事で外に出たり、コンビニにお買い物に行く機会はありますよね。
そんな時にがっつりメイクまではいかなくとも、ちょっとした身だしなみとして『ファンデ代わりに』BBクリームを塗る女性もいます。
※BBクリームには「紫外線予防効果」もあるので、無防備なすっぴんの状態を「保護する」という目的でつける人も
そのため女性が普段しているようなメイクと比べると、BBクリームの位置付けは、肌に過度の負担を強いるものではありませんが
もし肌にとって負担になっていると感じるのであれば、肌にも休息を与えてあげてください。
【1年間使ってみてわかった】BBクリームとの上手な付き合い方:まとめ
・ルールをきちんと守って使えばBBクリームが肌荒れの直接的な原因となることは少ない
・BBクリームを使用しているときのあぶら取りには「Bioreメイクの上からリフレッシュシート」がオススメ
・BBクリームは少し当たっただけでは崩れないが、汗や皮脂を伴うとマスクや衣服に色移りすることがある
・自分の肌の色に近いBBクリームを選ぶことでナチュラルに見せることができる
・女性がする普段のメイクと比べると、BBクリームはそれほど重たくないけれど、もし肌に負担となっていると感じるのであればお休みを作ってあげると健康的
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